だめぽ人の日記

とにかく書きたい事を書きます

3本連続でアニメ映画を観ました

と、言っても、3月13日と14日の2日間にかけてですが。
先ず、13日は、買い物と義理ホワイトデーのケーキと散髪で、昼間はずっと外でした。家に戻り、仮眠を取って、メールのレスをして、それから観る事にしました。


 

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配信・劇場アニメ「planetarian(プラネタリアン)」公式サイト

<引用>
世界中を旅しながら、星空のすばらしさを語りつぐ老人。
その知識の深さとたたずまいから、いつしか人は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。
旅の途で行き倒れたところをレビ、ヨブ、ルツに助けられる。
若い頃は戦前の貴重な資源回収を生業とする“屑屋”の一人で、“封印都市”のような危険区域へ赴くこともあった。

元々は、KeyによるPS2のノベル作品…と思っていたのですが、PC版の方が早い様です。
ちなみに、エロゲーではありませんので、あしからず。
そして何と、2004年の発売で、同タイトルで、内容もほぼ変えないまま、2016年7月7日~8月4日の全5話でアニメにもなりました。
ゲームもアニメも、時間は短めですが、とても切ない内容となっています。

そして、映画の内容ですが、アニメ版の話も出て来ます。
引用を見れば「何故なのか?」は、分かってしまいそうですが…
結末は「ズルイ」です。
予想出来てても、ゲームやアニメを観た人ならば、間違い無く涙腺が崩壊します。
「切なさ」倍増です。
普通に観ても、切なくなる映画でしょう。
映画を観れば、アニメやゲームの内容も分かりますが、やはりアニメかゲームを観てから、映画を観る方がオススメです。
アニメ版も映画版も、Blu-rayが出ているので、そちらで観るのも良いでしょう。
後、疑問点が2つ出ました。
「スロットに装着される日が来るのか?それとも装着されていたのか?」
「エンディングに出た“アレ”は何なのか?」
この謎は、年表の載っているパンフを見ないと、分からない様になっているのかも知れません。

planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」
PS2版 発売日:2006年8月24日
TVアニメ:2016年7月7日~8月4日(全5話)

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<引用>
「ほしの ゆめみ」は、花菱デパート本店屋上・プラネタリウム館で接客、および投影の解説を担当していたコンパニオンロボット。
世界規模の大戦初期、細菌兵器による戦略攻撃を受けて、都市が放棄されて以後も、奇跡的に電力の供給が保たれたプラネタリウムで客を待ち続けた。
約30年の後、資源を求めて偶然訪れた屑屋を客として歓迎するが……

 



観終わって、呆然とした状態で思いました。
「明日は、観かった映画を観よう!」
で、映画の予定を見ると2本連続で上映するのが分かりました。
最初は、友人オススメの「この世界の片隅に」だけを観るつもりでしたが、少しの休憩の後に「ソードアート・オンラインオーディナル・スケール-」もあるじゃないですか。
「これも観よう!」…ちょっと待て、これって躁鬱の「躁状態」では?
やっぱり、眠れずに貫徹です。
え?遠足前の子供!?そっちですか?
そうかも知れませんね。
でも、まだ「planetarian ~星の人~」の余韻が残っています。
そして障害者手帳が、ようやく役に立つ時が来ました。
これを使えば、何と約半額の1,000円なのです。


 

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全国拡大上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト

<引用>
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
決められないまま話は進み、は呉へとお嫁にやって来る。
呉は、そのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

─中略─

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――

映画の最初「この絵柄と動きで大丈夫かな?」と思いましたが、徐々に慣れて、むしろ親しみを覚えて来ます。
そして、ほのぼのとした日常が流れて行きます。
序盤は、むしろ「日常系コメディ」です。
これが、感情移入させる為の罠なんですね。
戦火が激しくなり、引用にもある通り、大切なものを奪っていく。
悲しみ、傷付きながらも、必死に生きていく様が描かれています。
しかし、無情にも広島に原爆が落とされ、何と呉にもその衝撃波が来た様です。
その後、長崎にも原爆が落とされ、昭和20年8月15日に玉音放送が流れ、日本の全面降伏と言う形で、終戦となります。
この時の人々の反応は様々なので、敢えて書きません。
そして、生き残った周作・すず夫妻は、すずの実家の広島を訪ねて…
戦争の悲惨さばかりを訴えるのもいけないのかも知れませんが、もう少し戦争にリアリティを出しても良かったと思います。
しかし最近は、少しグロイシーンが出るだけで、年齢制限がかかるので、やっぱり仕方ないのでしょうか?

原作者でマンガ家のこうの史代さん」も、相当の調査をした様ですが、映画化にあたって、監督の片渕須直さん」も、何度も広島へ行き取材を重ねたそうです。
さらりと流してしまうシーン一つ一つが、綿密な調査の上に成り立っているのです。
どこかの支離滅裂テキトー映画「キミの名は。」なんて、絵が綺麗なだけの新海誠のクソ映画とは比べ物になりません。(ファンタジーと言う言葉に騙されてはダメです)
更にインターネットで融資を募るクラウドファンディングで資金集めをする苦労を重ね、上映館も少ないところからスタートして、ようやく日の目を見ています。
広島の人たちの思いから映画が成り立っているのです。
ラストにもキチンと出資して下さった、皆様のクレジットが出ます。
同じクラウドファンディングでも、芸能人の立場を利用した挙句、絵コンテしかしてないのに「絵・文・監督」とウソを吐き、他の人にも著作権があるのに個展を開く、悪辣なキングコング西野亮廣には反吐が出ます。
新海と西野の話は、以降にします。
せっかくの良い映画の感想に、水を刺してすいません。
もっと勿体無いのが、後述の「ソードアート・オンラインオーディナル・スケール-」より客が少ないと言うか、ガラガラだった事です。
確かに、あちらの方が知名度も高いし、単純なアニメなので仕方無いのかも知れませんが。
高校生が多かったのも原因かも知れませんね。



この映画の序盤は、外に花粉が舞っていたせいか、鼻水が止まらず、ティッシュも上映前に使い切ってたので、音を出さずすするのに苦労しました。
実は、花粉症でもありますが、慢性鼻炎も患ってて、薬を飲んでるので、今回は大した事は無かったのですが、次の映画で、もっと大変な試練と戦いながら観ました。
席は、先ほどと同じ中央のど真ん中です。
もう1・2段上がベストだったかも知れません。


 

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劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- 公式サイト

<引用>
2022年。天才プログラマー茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫
――その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。
それから4年……
≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。
≪オーグマー≫。
フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。
≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。
その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。
アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……

元々、TVアニメで放送されていた「ソードアート・オンライン」が面白かったので、今回の映画も観ようと思いました。
先に観た映画2つが、色々な感情が混ざり表現し辛かったのですが、この映画は単純に「面白かった」と言えます。
原作者でライトノベル作家川原礫さん」は「仮想現実から現実になって、良いモノが書けるか不安でもあり、楽しみでもあり…」と、おっしゃってましたが、ストーリーは良く練られていました。
どこかの「辻褄合わせなんてどうでも良い」と発言する新海や、プロットと絵コンテのみ外注に丸投げし、口だけ出すキングコング西野亮廣とは大違い…って、また話がそれてしまいました。
携帯型ウェアブル端末「オーグマー」を装着し「オーディナル・スケール」のイベントボス戦に参加して勝利すると、ボーナスポイントが付くが、そこには裏があったって感じですね。
悪役になっている2人にも、それぞれの事情があります。
まあ、それでも定番の勧善懲悪に近いのですが。
物語は、1つの事件は解決しますが…って感じの終わり方です。
原作者を殺す気でしょうか?w
後、劇中歌は、ユナ役を演じた神田沙也加さんが歌ってます。
エンディングは、TVアニメの1期のオープニングを歌ってたLiSAさんが歌ってます。
どちらも実力派ですが、曲自体、もっと良いのを提供して欲しかったですね。
LiSAさんCatch the Momentは、既にカラオケに入ってます。

TVアニメ「ソードアート・オンライン
第1期:2012年7月7日~12月22日(全25話)
第2期:2014年7月5日~12月20日(全24話)

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<引用>
ユーザーによるベータテストを経て、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、主人公「キリト」を始め、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを宣言した。

 



先ほどの「もっと大変な試練」ですが、ズバリ「トイレ」です。
もちろん、映画の休憩時間に済ませました。
しかし、カラオケの時もそうですが、良いトコでトイレが近くなるのです。
むしろ「この世界の片隅に」で、それが出なかった事が不思議です。
これは、良かったです。
良く考えたら、昔から映画が苦手だったのを忘れてました。
カラオケの時は、歌い終わるまでの我慢ですが、今回は120分近くの我慢です。
汗ダラダラで、必死になって見ました。
映画が終わって、急ぎつつ、それでいて漏れない様にトイレに行き、用を足しますが「どこで、こんなに水分を取ったんだろう」と言うくらい出ました。
汚い話は、これくらいにしましょう。

この後は、義理ホワイトデーを渡しに行き、不在だったので預けて、そのまま帰宅して、ご飯を食べて、メールとFacebookの返事だけ書いて寝ました。
ホントは、昨日書く予定だったのですが、2日連続の貫徹で、仮眠も2日前に2時間しか取って無かったので、さすがに限界が来ました。
今、こうして起きてブログを書いてますが、大体5時間くらい寝れたでしょうか?

ちなみに今日の夕方は、友達とドライブがてら「くら寿司」で外食です。
う~ん、贅沢が続くな~。
耳鼻科の薬も大分無くなったし、22日は精神科だし、恒例の別の友人とのカラオケもあるし、今月もお財布がピンチかも。
…全て、自業自得なんだけど。
しかし、映画3作は良作だったので、良い2日間でした。

追伸
午前中はFacebookで絡まれて、午後まで起きてましたが、それから3時間寝ました。
合計8時間寝たのは久々で、それでもまだ眠いです。
そして、友人と今日行くはずだった食事会は、明日でした。
今日は、この後「調べ物」をしたりして過ごす予定です。

ホトラ